2007年11月19日

東洋新薬 「葛の花エキス™」のヒト試験による抗肥満作用を確認

株式会社東洋新薬(本社: 福岡県福岡市、本部: 佐賀県鳥栖市、代表取締役:服部利光)は、お茶の水女子大学生活環境研究センター 近藤和雄教授と共同で、葛の花エキス™※1のヒト試験による抗肥満作用を確認し、第28回日本肥満学会(2007年10月19日-20日開催)で発表しました。

葛 はマメ科のつる性植物で、乾燥させた根が漢方薬の原料として使用されていますが、当社の研究により花部にも高い効能があることが分かっています。葛の花エキス™はその葛の花部から抽出した東洋新薬の独自素材で、主に7 種類のイソフラボンと3 種類のサポニンを含有しています。
今回は、ヒト試験により葛の花エキス™のBMI※2や体脂肪に対する影響を検証し、抗肥満作用を確認しました。

■葛の花エキス™摂取によるBMIの低下

20 歳以上65歳未満の成人男女のうち、BMI:24以上、かつ胴囲:男性85cm以上または女性90cm以上の男女59名を4群に分け、葛の花エキス™ 300mg、200mg、100mgまたは対照食品をそれぞれ毎日、8週間摂取させました。さらに摂取期間中、男性は2,650kcal/日、女性は 2,300kcal/日を超えないように食事指導を行いながら、摂取前、および摂取4、8週間後にBMIの測定を行いました。その結果、葛の花エキス™ 300mg摂取群では4週目以降、有意に低下し、200mg摂取群、100mg摂取群、および対照食品摂取群では減少傾向が見られました。
さらにCTスキャン解析から、全体脂肪面積と皮下脂肪面積の変化率において、300mg摂取群では有意な減少が観察され、内臓脂肪面積では用量依存的な減少傾向が見られました。
以上の結果から、葛の花エキス™の継続的な摂取による抗肥満作用を確認しました。

東洋新薬は今後、葛の花エキス™の抗肥満作用メカニズムおよび関与成分の解明に注力してまいります。

※1 葛の花エキス™
葛の花部の熱水抽出物を乾燥して得られる東洋新薬の独自素材。東洋新薬は、in vitroで葛の花エキス™による脂肪細胞内の脂肪分解・燃焼作用を確認したことを2006年8月開催の日本食品科学工学会第53回大会で発表するなど、さまざまな学会発表をおこなっている。

※2  BMI(Body Mass Index ; BMI)
BMI (kg/m2) = [体重(kg)]/[身長(m)]2で算出される、ヒトの肥満度を表す指数のこと。日本肥満学会によると、BMI = 22を標準体重、BMI = 25以上を肥満としている。

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