2014年04月01日

東洋新薬 『ポテイン®』の満腹成分を確認―ジャガイモの満腹感に関与するタンパク質のアミノ酸配列を解明―

株式会社東洋新薬(本社:福岡県福岡市、本部:佐賀県鳥栖市、代表取締役:服部利光)は、信州大学 中村 浩蔵 准教授との共同研究により、『ポテイン®』に含まれる満腹成分(タンパク質)のアミノ酸配列を解明し、この結果を日本農芸化学会2014年度大会において発表いたしました。

■ ポテイン®とは
『ポテイン®』は北海道産のジャガイモ由来のダイエット素材で、東洋新薬の独自素材です。ジャガイモの満腹感に着目して開発され、従来のダイエットでストレスとなっていた「空腹感」を「満腹感」持続により感じにくくさせることで、食べ過ぎを防ぎ、ダイエットを成功に導くことが期待できます。

■ 研究のポイント
ジャガイモは満腹感が得られ、腹持ちのよい食材として古くから食されてきました。当社では、このジャガイモの満腹感に着目し、ジャガイモの成分をタンパク質、糖質、食物繊維、その他(脂質など)の4つに分け、満腹感に及ぼす影響について研究を進めてきました。
その結果、タンパク質が満腹感に関与していることを動物試験により確認しております。
そこで今回当社は、『ポテイン®』のタンパク質について更なる解明を進めるため、ジャガイモ由来の満腹感に関わるタンパク質のアミノ酸配列を解析し、日本農芸化学会2014年度大会(2014年3月 29日(土)、明治大学)において発表いたしました。

■ 発表骨子
ジャガイモ抽出物である『ポテイン®』のタンパク質を精製し、そのアミノ酸配列をエドマン分解法〔注①〕およびペプチドマスフィンガープリンティング法〔注②〕により解析しました。
その結果、分子量約13kDaの6種類のタンパク質(ポテインプロテイン1~6)が確認されました。これらは、従来から知られているタンパク質(トリプシンインヒビター〔注③〕)の部分構造であり、既知のタンパク質よりアミノ酸配列が短いという特徴を有していました。
今回見出したタンパク質は既知のタンパク質よりアミノ酸配列が短いため、特異な活性を有している可能性が考えられ、今後の研究が期待されます。

東洋新薬は今後も『ポテイン®』を用いた独自性の高い商品を開発し、より一層の拡販に注力して参ります。

〔注①〕 エドマン分解法(Edoman degradation)
タンパク質のアミノ酸配列を化学的手法で決定する方法です。反応によりアミノ酸1残基のみを分離して、これを1つ1つ同定していきます。

〔注②〕 ペプチドマスフィンガープリンティング法(Peptide mass fingerprinting; PMF)
タンパク質を消化酵素によって小さなペプチド断片に分解し、その質量を正確に計測します。計測データを既知のタンパク質データベースの配列と比較することで、全塩基配列を推定します。

〔注③〕 トリプシンインヒビター(Trypsin inhibitor;TI)
小腸で消化酵素トリプシンの作用を阻害するタンパク質の総称です。トリプシンと結合してその働きを失活させます。
なお、トリプシンは満腹ホルモンの1つであるコレシストキニン(CCK)の分泌を阻害することが知られています。

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