2015年03月30日

東洋新薬 広島県産かきエキスが肌を潤し、コラーゲンをつくりだすことを確認

株式会社東洋新薬(本社:福岡県福岡市、本部:佐賀県鳥栖市、代表取締役:服部利光)は、『まるごと濃縮かきエキスTM』にたんぱく質摂取不足により引き起こされた皮膚機能の老化現象を抑え、肌水分量およびコラーゲン合成を高める作用を確認し、この結果を日本薬学会第135年会において発表いたしました。

■ 広島県産かきエキス 『まるごと濃縮かきエキスTM』とは
かきは「海のミルク」とも呼ばれ、たんぱく質、グリコーゲン、ビタミン、タウリンや亜鉛などのミネラルが豊富に含まれており滋養強壮効果が広く知られています。
『まるごと濃縮かきエキスTM』は、広島県産のマガキ(Crassostrea gigas)をまるごと使用し、酵素処理後に濃縮した機能性食品素材です。
健康食品として流通しているかきエキスには、かきの煮汁を凝縮したものやむき身を煮詰めたものなど様々ありますが、まるごと濃縮かきエキスTMは、かきのむき身を酵素分解し、かき本来の成分をぎゅっと濃縮させました。滋養強壮成分を豊富に含むだけでなく、製法の違いにより亜鉛の含有量が高いのが特徴で、また亜鉛そのものの吸収を促進させる作用も確認しております。

今回当社は、動物試験においてまるごと濃縮かきエキスTMにたんぱく質の摂取不足により引き起こされた皮膚機能の老化現象を抑え、肌水分量およびコラーゲン合成を高める作用を確認し、日本薬学会第135年会(2015年3月25日(水)~28日(土)、デザイン・クリエイティブセンター神戸)において発表いたしました。

■ 研究開発の背景
かきエキスは一般的に滋養強壮のイメージが強い健康食品で、美容に対する作用はほとんど知られていません。一方かきと同様、滋養強壮のイメージを持たれる「すっぽん」は、近年美容訴求の健康食品が続々登場するなど市場を賑わせています。そこで当社はかきエキスの美容作用を探るため、女性にとって関心の高い肌の「潤い」「ハリ」「弾力」に及ぼす影響に着目しました。
たんぱく質は身体を構成するうえで重要な栄養素ですが、近年日本人のたんぱく質摂取量は低下し、高齢者にいたっては健康維持に必要な量を摂取できていないことが指摘されています。たんぱく質摂取量が不足すると、疲れやすくなるだけでなく、角層中の水分量やコラーゲンの合成能が低下するなど肌にとっても悪影響を及ぼします。
そこで今回当社は、低たんぱく質老化モデルマウスを用いて『まるごと濃縮かきエキスTM』が皮膚に及ぼす影響について検証しました。

■ 発表骨子
ヘアレスマウス〔注①〕に、通常飼料、低たんぱく質飼料〔注②〕あるいは、まるごと濃縮かきエキスTMを混合した低たんぱく質飼料を28日間摂取させ、試験期間中に角層水分量〔注③〕を測定しました。また、摂取期間終了後に、皮膚中コラーゲン量〔注④〕および表皮厚を測定しました。
その結果、まるごと濃縮かきエキス群では、低たんぱく質飼料の摂取による角層水分量の低下を抑制することが確認されました。また、皮膚中コラーゲン量の低下や、さらには皮膚の菲薄化〔注⑤〕も抑制することが確認されました。
以上のことから、まるごと濃縮かきエキスTMはたんぱく質の摂取不足により引き起こされた皮膚機能の老化現象を抑制し、肌水分量およびコラーゲン合成を高める作用を有することが示唆されました。

東洋新薬は今後も『まるごと濃縮かきエキスTM』の機能性をさらに解明し、独自性の高い商品を開発し、より一層の拡販に注力して参ります。

〔注①〕 ヘアレスマウス
毛が生えていないマウスで、皮膚研究によく利用されます。

〔注②〕 低たんぱく質飼料
たんぱく質量を通常飼料の10分の1に調製した飼料です。今回、老化現象に近い皮膚機能が低下したマウスを作製するために餌として与えています。

〔注③〕 角層水分量
皮膚の一番表層である角層に含まれる水分量を測定したもので、皮膚の「潤い」を示す指標の一つです。

〔注④〕 皮膚中コラーゲン量
コラーゲンの特徴成分であるヒドロキシプロリンを皮膚中コラーゲン量として測定しました。

〔注⑤〕 皮膚の菲薄化
皮膚が薄くなることです。

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