2013年11月25日

東洋新薬 『大麦若葉末』の食後血糖値上昇抑制作用とそのメカニズムを解明

株式会社東洋新薬(本社:福岡県福岡市、本部:佐賀県鳥栖市、代表取締役:服部利光)は、福岡女子大学 髙橋 徹 准教授との共同研究により、『大麦若葉末』の食後血糖値上昇抑制作用とそのメカニズムの1つを解明し、日本食物繊維学会第18回学術集会において発表いたしました。

■大麦若葉末とは
『大麦若葉末』は、イネ科オオムギの若葉部を乾燥、微粉砕加工した機能性食品素材です。臨床試験において、便通改善作用を有することを確認しており、大麦若葉末を関与成分とした青汁が平成22年8月23日付けで便通改善作用を許可表示とした特定保健用食品の許可を受けております。

当社では、大麦若葉末の機能性について研究を重ねており、これまでに整腸作用をはじめ、血中中性脂肪上昇抑制作用、大腸癌抑制作用、潰瘍性大腸炎抑制作用、カルシウム吸収促進作用などを確認しております。

今回当社は、大麦若葉末の食後血糖値上昇抑制作用とそのメカニズムの1つを解明し、日本食物繊維学会第18回学術集会(2013年11月23日(土)~24日(日)、福井・仁愛大学)において発表いたしました。

■発表骨子
・食後血糖値上昇抑制作用
8週齢雄性ラットを2群に分け、一晩絶食後、スクロース(ショ糖)とともに、大麦若葉末1.5g(大麦若葉末群)または蒸留水(対照群)を強制経口投与し、投与前、投与30分後、60分後、120分後の血糖値を測定しました。
その結果、大麦若葉末群では対照群と比較して、投与30分後の血糖値上昇を有意に抑制しました。
・メカニズム
6週齢雄性ラットを、大麦若葉末食物繊維〔注①〕群(食物繊維として5%配合させた飼料を摂取)と対照群(食物繊維を含まない飼料を摂取)に分け、3日間それぞれの飼料を自由摂食させました。解剖後小腸内容物を回収し、コーンプレート型粘度計〔注②〕にて粘度を測定しました。
その結果、大麦若葉末食物繊維群では対照群と比較して、小腸内容物の粘度が有意に高値を示しました。
以上のことから、大麦若葉末に含まれる食物繊維が消化管内の粘度を上昇させることにより、消化管内における糖の吸収部位への到達速度が遅くなり、その結果食後血糖値の上昇を抑制することが示されました。

東洋新薬は今後も大麦若葉末を用いた独自性の高い商品を開発し、より一層の拡販に注力して参ります。

〔注①〕大麦若葉末食物繊維
大麦若葉末由来の食物繊維高含有物のことです。大麦若葉末を酵素処理することで、食物繊維以外の糖質やタンパク質などを除去しています。

〔注②〕コーンプレート型粘度計
回転するコーンと静止するプレートとの間にサンプルを入れ、回転に対する抵抗から粘度を測定する 粘度計です。様々な回転速度(ずり速度)での粘度を連続的に測定することができます。

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