2013年04月01日

東洋新薬 Wカット効果を持つ抗メタボ素材『ターミナリアベリリカ®』の追加知見を確認-味への影響が減り、幅広い形態の商品展開が可能に-

株式会社東洋新薬(本社:福岡県福岡市、本部:佐賀県鳥栖市、代表取締役:服部利光)は、これまでに『ターミナリアベリリカ®』の、食後の血糖値および血中中性脂肪濃度両者の上昇抑制作用を確認しておりますが、今回長崎県立大学との共同研究による臨床試験にて、より低用量の摂取においても、食後血中中性脂肪濃度上昇抑制作用を有することを確認し、日本農芸化学会2013年度大会において発表いたしました。

■ターミナリアベリリカ®とは
『ターミナリアベリリカ®』とは、シクンシ科の広葉樹ターミナリアベリリカの果実から抽出した機能性素材で、ポリフェノールを豊富に含有しています。主に東南および南アジアなどの熱帯地域に分布しており、インドの伝統である“アーユルヴェーダ”において、肝臓保護や下痢止めの伝承薬として処方されてきました。
当社では、ターミナリアベリリカ®の機能性について研究を重ねており、これまでにもin vivo試験での体脂肪低減による抗肥満作用や、臨床試験での300 mg/日を有効量とした食後血中中性脂肪濃度の上昇抑制作用を確認してきました。
今回当社は、長崎県立大学 看護栄養学部 田中一成 教授および田丸靜香 助教との共同研究において、ターミナリアベリリカ®のより低用量(200 mg)摂取においても300mgと同様に食後血中中性脂肪濃度上昇抑制作用を確認し、日本農芸化学会2013年度大会(2013年3月24日(日)~28日(木)、東北大学 川内北キャンパス)において発表いたしました。

■研究のポイント
ターミナリアベリリカ®は、食後の血糖および血中中性脂肪のWカット効果を持つ抗メタボ素材として注目されている機能性素材ですが、素材自体に苦味があるため、有効量(300 mg)を配合するには味への影響が少ないカプセル剤や錠剤などの商品形態に限られてきました。しかし、本共同研究の結果、より低用量で食後血中中性脂肪濃度上昇抑制作用が確認されたため、Wカット効果の有効量が200 mgに減少しました。有効量が減った結果、従来では難しかった味への影響が大きい粉末形態など、幅広いバリエーション豊富な商品展開が期待されています。

■発表骨子
34名の健常成人男女を対象に、二重盲検クロスオーバー法で試験を実施しました。被験者に、ターミナリアベリリカ®200 mg (TB群)、またはプラセボ食品(対照食品群)〔注①〕を、負荷食品〔注②〕の摂取直前に100mlの水とともに摂取させ、負荷食品摂取前、摂取2、3、4、6時間後に血中中性脂肪濃度の測定を行いました。
その結果、対照食品群と比較して、TB群は、摂取2、4、6時間後の血中中性脂肪濃度上昇に対しての有意な低下が確認され、また、AUC〔注③〕 においても、有意な低下が確認されました。
このことから、ターミナリアベリリカ®は、より低用量である200 mgを摂取させた場合においても、300mgと同様に食後血中中性脂肪濃度上昇を抑制することが確認されました。

東洋新薬は今後も『ターミナリアベリリカ®』の機能性をさらに解明し、メタボリックシンドロームにおける独自性の高い商品を開発し、より一層の拡販に注力して参ります。

〔注①〕プラセボ食品
色や味、匂いなどを可能な限り被験食品に似せ、かつ有効成分を含まない食品。今回はターミナリアベリリカ®を含まない食品を表します。

〔注②〕負荷食品
コーンクリームポタージュに脂質を負荷したもの、およびプレーンベーグルを用いました。(脂質として41.6 g)

〔注③〕AUC
Area under curveの略。時間と測定値をプロットしたグラフの下部面積値であり、測定値が中性脂肪濃度の場合、体内に吸収された中性脂肪の量を表します。

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