2012年02月17日

東洋グリーンファーム(株式会社東洋新薬関連会社)、国際的な適正農業規範『GLOBALG.A.P. Version4.0』認証取得

株式会社東洋グリーンファーム(本社:熊本県大津町、代表取締役:椎木稔幸)は、2012年1月31日に直営圃場で栽培する大麦若葉において、国際的な適正農業規範『GLOBALG.A.P.Version4.0』の認証を取得したことを発表いたします。
なお、 大麦若葉での“GLOBALG.A.P. Version4.0”認証取得は、日本国内初となります。

■ 株式会社東洋グリーンファームについて
(株)東洋グリーンファームは、(株)東洋新薬(本社:福岡県福岡市、代表取締役:服部利光)が、農業を取り巻く環境の変化に機動的に対応し、栽培管理技術及び栽培管理の高度化を図るために2011年3月に設立した、(株)東洋新薬の農業事業の基盤となる法人です。
熊本県阿蘇地方を中心とし、青汁の原料である大麦若葉、すいおう(甘藷若葉)、ケールなどを有機JAS認証制度に基づいた有機農法により栽培しており(2006年7月に有機JAS農産物認定取得)、契約生産者の方々の協力を得ながら安全・安心でより高品質な原料の栽培技術、栽培管理を推進しております。

■ GLOBALG.A.P.について
『GLOBALG.A.P.』は、農産物の生産段階における安全性や環境管理に関する国際規範です。欧州の小売業団体であるEUREP(Euro-Retailer Produce Working Group)によって1997年に開発されたEUREPGAPが基礎となっており、「食の安全」「環境保全」「作業者の健康、安全、福祉」「野生動物や家畜への配慮」を基本理念として掲げています。
欧州地域へ農産物を輸出する際には、『GLOBALG.A.P.』認証が求められるなど、最近では、中国、東南アジアにおいても『GLOBALG.A.P.』を取得する動きが活発になっており、世界的に安心・安全に配慮した農産物生産の高度化が進みつつあります。
(株)東洋グリーンファームでは、今回取得した直営圃場をモデルケースに他の契約圃場への『GLOBALG.A.P.』認証拡大を図りつつ、『GLOBALG.A.P.』に基づいた農産物生産手法を農場管理に適用し、より安全な農業生産、環境保護を推進するなど栽培管理のさらなる高度化を目指してまいります。

■ 認証の内容
GLOBALG.A.P 総合農業認証IFA  Version4.0  個別認証 Option1
スコープ: 農産物Crop Based コンバイン作物 Combinable Crops
対象品目: 大麦若葉 Young Barley Leaves
認証取得日: 2012年1月31日
審査機関: SGSジャパン株式会社*
* SGSジャパン株式会社:世界145ヶ国で審査登録を行う世界最大級の民間検査・審査登録機関。

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