2018年06月27日

東京大学との連携協定に基づく産学連携研究セミナーを開催

株式会社東洋新薬(本社:福岡県福岡市、本部:佐賀県鳥栖市、代表取締役:服部利光)は、2018年6月27日(水)に東京大学弥生キャンパス内において、国立大学法人東京大学との連携協定に基づくイベント「東京大学 Proprius 21 Plus東洋新薬 産学連携研究セミナー/ ODEM体験型ワークショップ」を開催しました。


 東洋新薬は、2016年10月に東京大学と連携協定を締結し、健康食品、化粧品等の新規機能性素材、製剤技術の開発とその実用化に向けた共同研究、および若手研究者育成のための支援に取り組んできました。そしてこの度、東京大学と東洋新薬との共同研究の成果発表、大学での先端研究の実用化をテーマとした情報交換、および若手研究者育成支援の場を東京大学産学協創推進本部と合同で企画し、産学連携研究セミナーとODEM体験型ワークショップを行う運びとなりました。

 産学連携研究セミナーでは、東京大学定量生命科学研究所 須谷尚史講師より、「『大麦若葉末』摂取による腸内細菌叢改善作用」について共同研究の成果を発表するなど、実用化を意識した大学研究の事例が発表されました。また、大学の先端研究を実用化につなげた大学発ベンチャーから具体的な事業活動が紹介され、産学連携の意義やビジネス成功への鍵をテーマに活発なディスカッションが行われました。

 後半のODEM体験型ワークショップでは、東京大学の学部生・院生等を対象に健康食品の商品開発を疑似体験するワークショップを行いました。
 このような学生を対象とした産学連携研究セミナーとワークショップの共同開催は、東京大学における産学組織間連携としても初めての試みであり、本企画を通じて次世代を担う若手研究者に対し研究成果をビジネスにつなげ、社会に貢献する意義を考える場を提供できました。

 東洋新薬では今後も東京大学をはじめとした研究機関との産学連携に取り組み、研究成果の実用化を推進していきます。

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