2008年10月30日

『フラバンジェノール®』の美容に対する新たな効果を確認 独自素材のさらなるエビデンス拡充

株式会社東洋新薬(本社:福岡県福岡市、本部:佐賀県鳥栖市、代表取締役:服部利光)の独自素材である『フラバンジェノール®』に関して、第60回日本皮膚科学会西部支部学術大会において新たな知見が発表されました。

『フラバンジェノール®』とは、東洋新薬の独自素材で、フランス南西部ランド地方に植林された海岸松の樹皮から抽出される機能性素材です。オリゴメリック・プロアントシアニジン(OPC)を主成分としたポリフェノールを豊富に含み、抗酸化作用や血流改善作用など様々な生理活性を示すのが特徴です。

第60回日本皮膚科学会西部支部学術大会(2008年10月18日(土)~19日(日)、ホテルニューオータニ博多)におきまして、当社の独自素材である『フラバンジェノール®』に関して、福岡大学医学部皮膚科学教室(教授:中山樹一郎先生)より、『フラバンジェノール®』配合化粧品の継続的使用および同含有タブレット摂取による美容効果に関する発表がありました。また、同学会の美容フォーラムでは、島根大学医学部皮膚科 古村南夫准教授より、「抗酸化ポリフェノール『フラバンジェノール®』の基礎と臨床」と題して、講演がなされました。

■ 研究概要
福岡大学医学部皮膚科学教室の試験では、顔面皮膚の諸症状を主訴とする成人女性に、『フラバンジェノール®』を摂取、および『フラバンジェノール®』配合の化粧品を併用させ、使用前後の肌の状態について解析機器を用いて検討したところ、しみ・くすみの減少が観察されました。
 また、古村先生の講演では、しみとくすみを主訴とする成人女性に、『フラバンジェノール®』40mg/日を12週間摂取させ、摂取後に皮膚の写真をデジタル画像解析し、メラニンインデックス〔注①〕を算出した結果が発表されました。『フラバンジェノール®』を摂取しない対照群との比較の結果、『フラバンジェノール®』摂取群では、色素斑〔注②〕部のメラニンインデックスが有意に低下しました。
このことから、『フラバンジェノール®』を続継的に摂取・塗布することで、しみ・くすみの症状改善を始めとする、美容効果を有することが示唆されました。

東洋新薬は今後も『フラバンジェノール®』の機能性をさらに解明し、美容市場における新規商品の開発に注力してまいります。

〔注①〕 メラニンインデックス
単位あたりのメラニン量で、この数値が高いほど黒色を示す。本試験では、色素斑部のデジタル画像を解析、試験食摂取前の皮膚メラニン量を100%として、12週間後の数値を算出した。

〔注②〕 色素斑
「しみ」の一種。皮膚にメラニン色素が沈着することで生じる。

『フラバンジェノール』は、株式会社東洋新薬の登録商標です。

▶お知らせ一覧にもどる