2011年11月21日

東洋新薬 「ジャガイモ」たんぱく質に食事量抑制作用を確認

株式会社東洋新薬(本社:福岡県福岡市、本部:佐賀県鳥栖市、代表取締役:服部利光)は、「ジャガイモ」のたんぱく質に食事量抑制作用があることを確認し、日本未病システム学会学術総会第18回大会において発表いたしました。

「ジャガイモ」は、古くから主食として多くの国々で食されてきました。現在では食用、加工用、澱粉原料などに様々な用途で使用されています。シドニー大学の研究によると、「ジャガイモ」は38種類(食パンや白米など)の食品のうち、最も腹持ちのよい食品であることが報告されています(Holt et al., Eur J Clin Nutr., 49(9), 675-690(1995))。

今回当社は、「ジャガイモ」中の何が満腹感(腹持ちのよさ)を促す成分を検証するため、「ジャガイモ」を4つの成分ごとに分画し、これらをラットに摂取させました。
その結果、たんぱく質を豊富に含む画分において、食事量抑制作用を確認し、第18回日本未病システム学会学術総会(2011年11月19日(土)~20日(日)、名古屋市・今池ガスビル)において発表いたしました。

■ 発表骨子
絶食させた雄性ラットに、「ジャガイモ」から主要成分の分画物(デンプン画分、食物繊維画分、たんぱく質画分、その他の画分)をそれぞれ摂取させました。試験はクロスオーバー法[注①]で実施し、対照群として水を投与しました。各分画物もしくは水を投与し、1時間後および6時間後に食事量を測定しました。
その結果、投与6時間後において、たんぱく質画分では有意な食事量の減少がみられました。さらに、層別解析[注②]を行ない過食のラットについて検証したところ、投与1時間後に最も食事量が減少したのも、たんぱく質画分でした。
このことから、「ジャガイモ」のたんぱく質は、食事量抑制作用を有することが強く示唆されました。
我々は、この「ジャガイモ」に含まれるたんぱく質を【ポテイン(ポテトプロテイン)】と名付け、ダイエットに役立つ機能性素材として成分の解析を進めております。

〔注①〕 クロスオーバー法
治験における試験デザインの1つで、交差試験または交互試験とも呼ばれる。2群の各被験者に被験薬と対照薬とを時期を互いにずらして投与し、それぞれの結果を集計し評価する方法。

〔注②〕 層別解析
対象の背景因子を均一にすることにより、データのバラツキを減らして比較の感度を上げ、同時に背景因子による効果の違いを検出するための解析方法。

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