2007年09月10日

東洋新薬 独自素材「ターミナリアベリリカ®」の中性脂肪上昇抑制作用のメカニズムを解明

株式会社東洋新薬(本社: 福岡県福岡市、本部: 佐賀県鳥栖市、代表取締役: 服部利光)は独自素材である「ターミナリアベリリカ※1」の中性脂肪上昇抑制作用の一因がリパーゼ活性の阻害にあることを佐賀大学農学部 柳田教授との共同研究で解明したことを、日本食品科学工学会 第54回大会(2007年9月6日- 9日開催)において発表いたしました。

「ターミナリアベリリカ」はインドの伝統医学アーユルヴェーダで用いられてきた、シクンシ科の広葉樹ターミナリア・ベリリカの果実から抽出した機能性素材です。
東洋新薬は臨床試験でターミナリアベリリカの食後血中中性脂肪抑制作用を確認※2しています。今回はその作用機序を解明するため、脂肪の分解に関与する酵素リパーゼの活性阻害作用を検証しました。

■ターミナリアベリリカのリパーゼ活性阻害作用を確認

「ターミナリアベリリカ」にブタ膵臓由来リパーゼを加え、リパーゼに対するIC50※3を測定しました。比較対照として、リパーゼ活性阻害作用があるといわれている烏龍茶(市販品)の凍結乾燥物を用いて同様の試験を行いました。
その結果、「ターミナリアベリリカ」のIC50は烏龍茶凍結乾燥物よりも低い数値を示し、「ターミナリアベリリカ」がリパーゼの活性を阻害したことが確認されました。

このことから、「ターミナリアベリリカ」がリパーゼ活性を阻害することにより、食後血中中性脂肪上昇を抑制することが示唆されました。

東洋新薬は今後も、ターミナリアベリリカのさらなる作用機序解明とメタボリックシンドローム対策商品の開発に注力してまいります。

※1 ターミナリアベリリカ
シクンシ科の広葉樹ターミナリア0ベリリカ(Terminalia bellirica)の果実から抽出した東洋新薬の独自素材。
東洋新薬は2006年5月開催の第60回日本栄養・食糧学会大会において、ターミナリアベリリカの食後血糖値上昇抑制作用を臨床試験で確認したことを発表した。また2006年10月に開催された第9回日本補完代替医療学会学術集会において臨床試験による食後血中中性脂肪上昇抑制効果の確認について発表している。

※2 臨床試験で食後血中中性脂肪上昇抑制効果を確認
被験者22名のうち高脂肪食摂取において食後の血中中性脂肪が高値を示した被験者8名に、ターミナリアベリリカ300mgを添加した高脂肪食を摂取させ、2時間ごとに血中中性脂肪を測定した結果、コントロール(高脂肪食摂取の場合)と比較して低値を示したことから、ターミナリアベリリカの食後血中中性脂肪上昇抑制効果を確認した。

※3 IC50
酵素の働きを50%阻害する時の濃度。酵素活性の阻害度を測定する指標で、値が小さいほど酵素阻害作用が強い。

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